毎日・世論フォーラム
第375回
2025年11月20日
毎日新聞編集局次長 田中成之 氏

テーマ
「発足1カ月 新政権の行方」

会場:ホテルニューオータニ博多

日中対立の行方『着地点見えず』

田中 成之 毎日新聞編集局次長
田中 成之 氏

プロフィール

田中 成之
(たなか しげゆき)

 1972年、神奈川県出身。早稲田大学法学部卒。96年毎日新聞社入社、大津、鳥取支局を経て2003年に政治部。自民党、民主党を担当し、09年の政権交代で官邸、与党それぞれのサブキャップを務める。民主党担当時には東日本大震災での菅直人政権の対応を見続けた。その後、青森支局次長、官邸キャップ、政治部副部長、横浜支局長、政治部長などを経て25年10月から現職。
 主な著作に、立憲民主党結党の経緯を描いた「枝野幸男の真価」(18年、共著、毎日新聞出版)、令和改元を追った「令和 改元の舞台裏」(19年、編著、毎日新聞出版)。

 毎日・世論フォーラム(毎日新聞社主催)の第375回例会が11月20日、福岡市のホテルニューオータニ博多であり、毎日新聞編集局次長(前政治部長)の田中成之氏が「発足1カ月 新政権の行方」と題して講演した。
 田中氏は、台湾有事が「存立危機事態になり得る」とした高市早苗首相の国会答弁から始まった日中の対立が、中国によるレアアース(希土類)の輸出規制にまでエスカレートするかがポイントだとした上で、高市首相にとって「着地点が見いだしにくい状況だ」と指摘。中国との関係が今後の懸念材料になるとの見方を示した。
 また、高市政権の支持率が高い一方で自民党の支持率は回復しておらず、「仮に解散しても自民が勝てるかどうかは分からない」と指摘した。

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