毎日・世論フォーラム
会員交流会
2025年1月15日
毎日新聞論説委員 佐藤 千矢子

テーマ
「2025年の政治―国内外の課題とその行方」

会場:ホテルニューオータニ博多

衆院選は秋ごろの可能性も

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佐藤 千矢子 毎日新聞論説委員
佐藤 千矢子 氏

プロフィール

佐藤 千矢子
(さとう ちやこ)

 1965年生まれ。87年、毎日新聞社入社。長野支局、政治部、大阪社会部、外信部を経て、2001年から3年半、ワシントン特派員を務め、米同時多発テロ後のアフガニスタン紛争、イラク戦争、米大統領選を取材。帰国後は政治部官邸キャップ、政治部副部長、編集委員を経て、2013年から論説委員として安全保障法制などを担当した。17年に全国紙で女性として初の政治部長となり、その後、大阪本社編集局次長、論説副委員長、東京本社編集編成局総務を経て、22年4月から再び論説委員。
 毎日新聞の毎週金曜日の夕刊2面でコラム「はじまりのうた」を執筆するほか、TBS系情報番組「ひるおび」などのコメンテーターとしても活躍している。

 毎日・世論フォーラムの会員交流会が1月15日、福岡市中央区のホテルニューオータニ博多で開かれ、新聞論説委員の佐藤千矢子氏が、「2025年の政治―国内外の課題とその行方」と題して講演した。
 佐藤氏は、2024年10月の衆院選で少数与党に沈んだ石破茂政権について、衆院選後の臨時国会で安定した答弁をみせるなど「少し立て直した」と評価。一方で「野党の意見を聞くだけで、柱となる政策を打ち出せていない」と分析した。
 今後のポイントとして、24日に召集される通常国会での25年度予算案の成立と、会期末に野党から提出される可能性がある内閣不信任案の動向を指摘。「内閣不信任案が通れば石破氏は解散するだろうが、そうならなければ、参院選後の秋ごろに衆院選がある可能性もある」と見通した。

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