毎日・世論フォーラム
第359回
2024年1月22日
毎日新聞論説委員 佐藤 千矢子

テーマ
「2024年どうなる日本政治」

会場:ソラリア西鉄ホテル福岡

衆院選、年内実施の可能性

佐藤 千矢子 毎日新聞論説委員
佐藤 千矢子 氏

プロフィール

佐藤 千矢子
(さとう ちやこ)

 1965年生まれ。87年、毎日新聞社入社。長野支局、政治部、大阪社会部、外信部を経て、2001年から3年半、ワシントン特派員。この間、米同時多発テロ後のアフガニスタン紛争、イラク戦争、米大統領選を取材。帰国後は、政治部官邸キャップ、政治部副部長、編集委員を経て、2013年から論説委員として安全保障法制などを担当した。17年に全国紙で女性として初の政治部長となり、大阪本社編集局次長、論説副委員長、東京本社編集編成局総務を経て、22年4月から再び論説委員。
 毎日新聞夕刊でコラム「はじまりのうた」(毎週金曜日掲載、2面)を執筆するほか、TBS系情報番組「ひるおび」などのコメンテーターとしても活躍中。永田町の取材や記者生活で経験した「男社会」の現実とその処方箋を書いて話題を呼んだ『オッサンの壁』(講談社現代新書)は、台湾でも翻訳出版されている。

 毎日・世論フォーラムの第359回例会が1月16日、福岡市中央区のソラリア西鉄ホテル福岡で開かれた。毎日新聞の佐藤千矢子論説委員が講師を務め、「2024年どうなる日本政治」と題して講演した。佐藤氏は、25年10月に任期満了を迎える衆院の解散・総選挙について、25年は参院選が控えており、衆参同日選などを避けるため「24年に(衆院選が)実施される可能性が高いのでは」との見通しを示した。
 そのうえで、24年秋に予定している自民党総裁選で、自民派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件といった「政治とカネ」の問題なども考慮されて選挙の新しい顔が選ばれ、総選挙に向かうシナリオもあると予測。「岸田文雄首相の再選は厳しいのでは」と述べた。
 岸田内閣については、報道各社の世論調査で不支持率がかなり高い状況を引き合いに「政治不信が政策遂行に、もろに支障をきたしている。打ち出す政策は良いこともしているはずだが、色眼鏡で見られてしまっている」と指摘した。

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