毎日・世論フォーラム
第354回
2023年8月8日
公明党代表 山口 那津男

テーマ
「わが国の政治課題」

会場:ソラリア西鉄ホテル福岡

安定した政権基盤は自公

山口 那津男 公明党代表
山口 那津男 氏

プロフィール

山口 那津男
(やまぐち なつお)

 1952年、茨城県生まれ。東京大学法学部卒業。82年、弁護士登録(東京弁護士会所属)。90年、衆議院選挙に初当選した(旧東京10区)。その後、2001年には参議院東京選挙区から出馬して初当選、参院に活躍の場を変えた。衆院当選2回、参院当選4回。この間、防衛政務次官、党参院国対委員長、参院行政監視委員長、党政務調査会長など要職を歴任し、2009年から党代表。内政では昨年来、「子育て応援トータルプラン」を打ち出し、力を入れている。また、紛争後も住民の命や手足を奪う地雷の除去支援をライフワークと位置づけており、無差別に人を殺傷するクラスター爆弾の全廃などにも取り組んでいる。

 毎日・世論フォーラムの第354回例会が8月8日、福岡市のソラリア西鉄ホテル福岡で開かれ、公明党の山口那津男代表が、「わが国の政治課題」と題して講演。日本維新の会の馬場伸幸代表が、自公連立政権への参加も排除しない考えを示したことについて、「我々として今、安定した政権基盤は自公の組み合わせしかない」と述べ、馬場氏をけん制した。
 馬場氏は8月6日のラジオ番組で「選挙を経て、(自公)二つの政党で政権を維持できない状況になった場合、いろいろ交渉のやり方とか、考える余地が出てくる」と述べていた。
 山口氏は連立政権の誕生以降、政策などで議論を重ねて合意を形成してきた経験や、選挙協力により自公で過半数を維持してきた経緯が両党にはあると強調。「そうした前提は維新とは持っていない」と指摘した。
 また、最近の内閣支持率低下の要因として、政府の物価高対策やマイナンバーカードを巡る相次ぐトラブル、少子化対策を列挙。「そうしたことに対する国民の期待が揺れ動いているように思われる」と述べた。

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