毎日・世論フォーラム
新年会員交流会
2026年1月19日
前駐中国大使 垂秀夫 氏

テーマ
「中国にどう対応するべきか」

会場:ホテル日航福岡

圧力をかける中国、戸惑う日本

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垂 秀夫 前駐中国大使
垂 秀夫 氏

プロフィール

垂 秀夫
(たるみ ひでお)

 1961年、大阪府出身。85年、京都大学法学部を卒業し、外務省入省。在外では在中国大使館、在香港総領事館、(財)日本交流協會台北事務所で勤務。本省ではアジア大洋州局中国・モンゴル課長、大臣官房総務課長、領事局長、官房長などを歴任した。その後、2020~23年まで日本国駐中華人民共和国特命全権大使を務め、23年12月に退官。現在、立命館大学衣笠総合研究機構教授、慶応大学総合政策学部特別招聘教授。
 外交官在職中の海外勤務は中国、香港、台湾。対中外交の専門家で、外交官当時から中国に対する毅然とした姿勢や発言で知られる。著書に「『言の葉』にのせたメッセージ」(24年、日本僑報社)、「日中外交秘録 垂秀夫駐中国大使の闘い」(25年、文藝春秋)。

 毎日・世論フォーラム(毎日新聞社主催)の新年会員交流会が1月19日、福岡市博多区のホテル日航福岡で開かれ、前駐中国大使の垂(たるみ)秀夫氏が「中国にどう対応するべきか」と題して講演した。
 垂氏は、高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁や首相官邸関係者による「核保有」発言、防衛体制の「南西シフト」など日本国内での一連の動きについて「中国は陰謀と見ている」と指摘。「高市政権には中国とどう付き合うかという戦略がなかった」と述べた。
 一方で中国には明確な戦略があるとし「常に圧力をかける中国と、それに戸惑う日本という構図ができあがっている」と強調。今後の対中政策について「中長期的には中国に依存しなくても済む体制をつくっていくべきだ」と訴えた。

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