恒例の「会員交流会」が8月31日、日航ホテル福岡であり、会員約200人が参加した。ゲストスピーチには九州経済連合会の麻生泰（ゆたか）会長が「九州から日本を動かそう～Let's move JAPAN forward from 九州！」と題して講演した。麻生会長は、九州が経済成長著しいアジアに近い点に着目した上で「九州は農林水産業が元気。まとまりをもって輸出に挑戦している」と述べた。また、観光の重要性にも触れて、施設などでの多言語対応や無料公衆無線LANサービスの整備などを課題として挙げ「九州には自然が多い。奥座敷を磨くことで、東京と差がつけられる。魅力的に感じさせるのが我々現役の責任だ」と語った。

 その後、パーティー形式の親睦会が行われ、毎日新聞西部本社の岸本卓也代表が「毎回のタイムリーな講師陣が評価をいただき、会員数も順調に増えている」と挨拶、西日本シティ銀行の久保勇夫田の乾杯の音頭で開宴した。九州のアイドルグループ「LIN-Q」の紹介や、九州各県の特産品などが当たる恒例の抽選会も行われ、会員間での活発な交流が行われた。